請求書の品目や名目の書き方

請求書の基礎知識

多くの請求書には「項目」や「摘要欄」といった枠があります。
また、請求書の種類によっては、品目や名目という欄が設けられているものがあります。

今回は「品目・名目」には具体的に何を記入すべきなのか、請求書の品目・名目の書き方について解説します。

請求書の品目・名目とは

品目の意味は「品物の種類の名前」です。
一方、名目は「称呼・名称」と同じ意味で使われます。
つまり、請求書における品目や名目は、商品や品物、業務の名前を記載する欄であると言えます。

実際にどんな取引をしたのか、品目や名目を見れば一目瞭然という書き方をすれば、取引相手にとっても分かりやすい請求書になります。

品目・名目の具体的な書き方

先方が請求書を見たとき、ひと目で内容が分かるようにするには、どのように品目・名目を活用すればいいのでしょうか。

例えば「コンサル費」や「業務委託費」と記載した場合、何のコンサルや業務委託だったのかが分かるようにします。
具体的には「コンサル料(経理業務の見直し)」や「業務委託費(コンテンツ作成)」といった内容を追記しておくといいでしょう。

後々、請求書を見返したときに取引の内容が把握できることが大切です。
とはいえ、請求書を発行する側と受け取った側で、認識の相違がなければ問題はありません。
具体的な中身をどこまで記載するかは、先方の意向に沿うといいでしょう。

まとめ

請求書を書くにあたって大事なのは、請求書を受け取った相手が内容を理解できることです。
いろいろ記載したとしても、何の請求か分からずに取引先の経理業務が滞っては本末転倒です。
品目・名目は、経理業務を円滑に行うために分かりやすく記載しましょう。