スマートOCR 請求書の料金や評判を詳しく解説
「スマートOCR 請求書」は、請求書や領収書、名刺などの非定型帳票をAI OCRによってデータ化するスマートOCRシリーズのラインナップのひとつです。
ソフトウェア開発を手掛けるインフォディオが、2019年8月より提供しています。
スマートOCR 請求書の特徴
自社開発された高精度データ抽出機能
OCRは、自社開発された高精度の文字認識・データ抽出機能を持ち合わせています。
そのため、白抜きや網掛け、手書きの文字でも正しく読み取れます。
加えて、インフォディオが独自に開発した「文字列単位」の認識機能、歪み補正や方向検知、印鑑除去といった技術も搭載しており、高精度なデータ化を実現しています。
また、請求金額や消費税といった基本項目に限らず、複雑な表データにある明細項目もフレキシブルにデータ化できます。
マスターと連携
マスターと連携させることで、会社の電話番号から正式会社名、会社コード、担当者を自動的に表示します。
また、商品名から商品コードをひろうこともできます。
スマートOCR 請求書の料金表
スマートOCR 請求書を利用するには、まずスマートOCRの導入が必要です。
プランによって料金は異なりますが、スマートOCRの導入費用が100,000円、スマートOCR請求書オプションとして30,000円がかかります。
月額費用は30,000円からです。加えて、最低利用期間が設定されています。
既にスマートOCRを導入している企業であれば、スマートOCRの導入費用100,000円はかからず、月額費用についても契約中のプラン料金内でまかなわれます。
プランの決定後、詳しい見積もりは、問い合わせが必要です。
無料トライアルは、1日限定で10枚まで利用可能。
実際の画面を使って、アップロードから変換、ダウンロードまでの一連の流れを体験できます。
加えて、有料トライアルが2種類用意されています。
3日間のプランなら1万円で100枚まで、5日間のプランなら3万円で200枚までトライアルできます。
項目 | 料金 |
---|---|
初期費用 | 100,000円〜 |
月額基本料金 | 30,000円〜 |
データ化料金 | 枚数によって変動 |
データ化にかかる時間 | 数分 |
無料トライアルの有無 | 可能(1日限定10枚まで) |
公式サイト | 公式サイトを見る |
スマートOCR 請求書のサービス対応範囲
紙の請求書を複合機から読み取るか、携帯で請求書を撮影してスマートOCRのアプリからアップロードします。
請求書の読み取りからデータ化までは、AI OCRが自動で行ってくれます。
しかし、内容が正しいか、修正があるかどうかは担当者が確認する必要があります。
読み取れない請求書があった場合、抽出設定代行サービスにより1インシデントにつき5,000円でデータ化が可能です。
仕訳データや支払データの作成には対応しておらず、請求書の受取やスキャン代行サービスは扱っていないので、紙の請求書を取り込むには自社の人員が必要になります。
スマートOCR 請求書は、経理業務の一端を担うシステムと言えるでしょう。
項目 | 有無 |
---|---|
請求書の受取・スキャン | – |
AI OCRのみのデータ化 | ○ |
オペレーターによる二重チェック・修正 | △ |
支払データ生成 | – |
仕訳データ生成 | – |
会計ソフトへの連携 | – |
スマートOCR 請求書の評判・クチコミ
スマートOCR 請求書の情報量の少なさは、自信の表れなのかと感じましたが、情報量のわりになぜか安心感がありました。
スマートOCR 請求書は、Webセミナーの宣伝が最初にあって目を引きました。使い方を自分がデモで試すより、セミナー形式で使い方を教わったほうが上長に進言しやすく、自分でも使ってみようと思います。
スマートOCR 請求書は初見のユーザーより、従来から利用しているユーザーのためのサービスだと思います。
スマートOCR 請求書は、サイトにあまり機能の詳細が書かれていないので、良さがあまり伝わりませんでした。
スマホからもアプリでシステムに入り、請求書の処理状況を随時確認できるので、外出が多いスタッフには便利なサービスだと思います。
スマートOCR 請求書は、アップロードするとOCRが自動入力し、簡単にデータ化できます。必要な時にその書面を探しやすそうです。在宅で業務ができ、操作も簡単そうなのがいいと思います。
スマートOCR 請求書は、動画で簡単な操作説明があるだけで肝心な説明がなく、資料を取り寄せる必要があるため、手間がかかりそうな印象を受けました。
スマートOCR 請求書は、導入企業の事例が少ないので導入をするかどうか迷いますが、コストが合えば検討してみてもよいと思います。
何ができるのか、スマートOCR 請求書のサイトを閲覧しただけでは分かりづらいですが、動画が参考になります。
業務的な観点より技術的な観点を強調しているため、どのように使うか自分で考える必要があります。ただし対象に特化したパックも用意されているので、それを検討するのがわかりやすいと思います。
スマートOCR請求書を含めた受取請求書データ化サービスの比較
オペレーターあり | invox | Bill One | RICOH Cloud OCR for 請求書 |
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初期費用 | 0円 | 非公開 (スモールビジネスプラン無料) |
非公開 |
月額基本料金 | 980円〜29,800円 | 10万円〜 (スモールビジネスプラン無料) |
1.5円~10万円 |
データ化料金 | 50〜100円/件 | 非公開 (スモールビジネスプラン無料) |
100円~300円/件 |
データ化の時間 | 数分〜 | 数時間 | 非公開 |
無料トライアル | 可能 | 非公開 | 可能 |
オペレーター確認 | あり | あり | あり |
オペレーターなし | sweeep | スマートOCR 請求書 | バクラク請求書 |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円~ | 10万円〜 | 非公開 |
月額基本料金 | 3万円~10万円 | 3万円〜 | 3万円〜 |
データ化料金 | 100円〜300円/件 | 枚数によって変動 | 〜100円/件 |
データ化の時間 | 数秒 | 数分 | 数秒 |
無料トライアル | 可能 | 可能 | 可能 |
オペレーター確認 | なし | なし | なし |