invox(インボックス)の料金や評判を詳しく解説
株式会社Deepworkが提供するinvoxは、受取請求書に関する全ての業務を自動化できるクラウドサービスです。
2020年3月よりサービス提供を開始しています。
invox(インボックス)の特徴
請求書の受け取りからスキャン、データ化まで全て自動化
invoxは、請求書の受け取り・スキャン・データ化まで全てを自動化できるのが特徴です。
請求書は、PDFや画像データでのアップロード、専用メールアドレスへの送信、Googleドライブのような外部サービスなど、さまざまな方法で取り込めます。
紙の請求書であっても、請求書スキャンサービスを利用すれば、取引先から送られてくる請求書の宛先をスキャンセンターに変えてもらうだけ。あとは、セキュリティ対策を講じたスキャンセンターで受け取り、開封、スキャンが行われ、データ化されるのを待つだけです。
スキャンされた請求書データは、AI OCRがデータ化、オペレーターの確認を経て、仕訳データや振込データ、請求データが納品されます。
さらに、invoxはさまざまな会計ソフト・ERP・オンラインバンクと連携しているため、計上や支払など経理業務を全て自動化できるのです。
AIとオペレーターの確認で99.9%以上の精度を保証
invoxのもう1つの特徴は、AI OCRがデータ化した結果をオペレーターが補正する点です。
請求書のコンディションによっては、AI OCRだけではどうしても正解にデータを読み取れない請求書が存在します。
しかし、invoxは人の目で確認することで99.9%以上の精度を保証しています。
加えて、源泉徴収税や軽減税率、2023年に導入予定のインボイス制度に対しても、経理経験や簿記の知識があるオペレーターが作業をするので安心です。
また、金額の整合性が取れているか、異常値はないかを検知してアラートをあげる機能も備わっています。
データの正確性を求める方には、invoxが最適と言えるでしょう。
invox(インボックス)の料金表
invoxのプランは「ミニマム」「ベーシック」「プロフェッショナル」の3つ、初期費用は全て0円で、どのプランも社内の利用人数は無制限で使えます。
「ミニマム」は月額基本料金980円、「ベーシック」は月額基本料金9,800円、「プロフェッショナル」は月額基本料金29,800円。
請求書のデータ処理1件につき精度保証のあるオペレーター補正は100円、AI OCRによる即時返却は50円となっています。
請求書スキャンサービスを利用する場合も、初期費用は0円です。
各プランの月額基本料金に加え、月9,800円とデータ処理1件につき100円が加算されます。
invoxは導入にかかる費用が分かりやすい点で、事前の検討がしやすいサービスです。
項目 | 料金 |
---|---|
初期費用 | 0円 |
月額基本料金 | 980円〜29,800円 |
データ化料金 | 50〜100円/件 |
データ化にかかる時間 | 数分〜 |
無料トライアルの有無 | 可能(無期限10枚まで) |
公式サイト | 公式サイトを見る |
invox(インボックス)のサービス対応範囲
invoxは、どのような請求書であってもAIとオペレーターの補正によってデータ化されます。
取り込まれたデータは、クラウド上で確認や修正ができることに加え、仕訳・支払・請求データが生成されるため、経理業務のテレワークが進むでしょう。
また、細かい点でもユーザーの使いやすさにこだわっています。
例えば、請求書スキャンサービスは、紙の請求書を取り込んで終わりではありません。
一時保管の後、月に1度のタイミングで原本を郵送してくれ、特別対応料金を支払えば、要望に応じたタイミングでの送付も可能です。
さらに、請求書に記載のない「部門」を結果データに反映させることもできます。
最上位プランになれば「部門」に加え「プロジェクト」の情報まで反映できるので、業務の効率化が進みやすそうです。
このように、invoxは経理業務全般をサポートしてほしいというニーズにマッチしていると言えます。
項目 | 有無 |
---|---|
請求書の受取・スキャン | ○ |
AI OCRのみのデータ化 | ○ |
オペレーターによる二重チェック・修正 | ○ |
支払データ生成 | ○ |
仕訳データ生成 | ○ |
会計ソフトへの連携 | ○ |
invox(インボックス)の最新情報
- 2021年5月:東京都によるDX推進実証実験プロジェクトの中小企業DX領域に採択
- 2021年4月:インボイス制度 パーフェクトガイドを公開
- 2021年3月:統合業務ソフトウェアOBIC7と連携
- 2021年3月:AI OCRによる請求明細のデータ化に対応
- 2021年3月:導入企業数が500社を突破
- 2021年3月:invoxを運営する株式会社Deepworkが電子決済等代行業者に登録
- 2021年3月:freeeアプリストアにinvox × 会計freeeを公開
- 2021年3月:AI OCRによる請求書の即時データ化を開始
- 2021年2月:invoxとBtoBプラットフォーム請求書がAPI連携を構築
invox(インボックス)の評判・クチコミ
invoxのサイトを見て、こういったサービスがあることを初めて知ったので、興味深く拝見させて頂きました。紙で届く請求書を手入力するのではなく、スキャンしてデータ化するという点に驚きました。また、その点について正確性に対する不安がありましたが、オペレーターさんが確認作業をしてくださるということで、そこに責任を持って頂けるのであれば安心かなと思いました。
オペレーターを介しているツールは珍しいですが、その分金額に間違いがなく、とても安心。決算時期や確定申告の時期などは煩雑な作業が多いため、invoxはとても利用したくなりました。
経理業務はリモートに向いていないという考えは、やはり扱うものが「お金」であるからで、実際に請求書を目で見て内容を確認し、支払いまでを自分で全てやるということに基づいています。しかしinvoxは、確認と支払いに必要な情報をすべて自動でデータ化してくれます。これなら、経理業務をリモートへ移行するのをためらう人の背中を押してくれそうです。
invoxは請求書の形式に関わらず、自動でデータ化してくれるところがいいと思いました。データ化の精度が99.9%というのは、安心感があります。
コロナの影響で今後テレワークになった時にもPCがあればinvoxを使って仕事ができるのでありがたく感じました。プランもミニマムがあり月額1,000円以下という値段で負担なく使用できそうです。
invoxは、請求書をデータ取り込みし、紙データも電子データに反映できるというところが非常に興味深かったです。様々な会計ソフトとリンクしているのもよい点だと思いました。
とても便利なサービスだと思います。請求書の整理が面倒な方にはうってつけでしょう。請求書の量に応じて料金プランが用意されているところも有難いと感じました。
invoxを使えば、無駄が多いと感じているルーティンワークを自動化できるというのはすごく大きいと思います。それと合わせてデータ生成もできるため効率化ができると思います。
既に400社以上が利用していて、オペレーターがついてくれるのは安心な材料です。また、勤めている税理士事務所で勘定奉行や弥生会計を使用しており、invoxからそれらの会計ソフトに連携できるのは請求書をデータ化するだけにとどまらず便利だと思います。
invoxは請求書のデータ化に際し、異常値があった場合にはアラートを表示してくれるので、作業効率が上がります。無料の試用期間もあるので、試しやすいのもよい点です。
紙の請求書をPDFで送ってデータ化を依頼できますが、請求書の送付先をinvoxにしてスキャンも依頼でき、さらに時間を節約可能です。また、支払や計上を自動化でき、支払いを飛ばす恐れがなくなります。
AIが処理したものを人間のオペレーターが確認しているため精度が高いです。無料でお試しができるので、初めて試すサービスとしてよいと思います。
経理部門はなかなかリモートが難しいと言われる中でinvoxはとても魅力的に感じました。郵送で届く請求書をひとつ一つ自社の販売システムと照らし合わせ確認し、振込作業をするという一連の流れをinvoxで簡潔に、またリモートワークでできるというのはコロナ禍においてもっとも必要とされるサービスのひとつだと思います。
インボックスは請求書業務のことをよくわかっているサービスという印象を受けました。スキャンサービスや銀行との連携、ERPとの連携などあらゆるサービスが可能なので幅広い企業が導入しやすいと思います。
invoxは、請求書の受け取り代行、データ化、承認ワークフロー、振込データまで生成できるので、支払業務の処理の自動化に貢献できるシステムだと感じました。また、無料で試せるので、事前に動作確認できるところも安心できます。
企業で働く人たちの実際の「ここが面倒」という声を反映して、そのストレスを削減する企業理念が見えて好感がもてるサービスです。
請求書のデータ化だけでなく、会計ソフトやオンラインバンクへも連携し処理してくれるとなると、もはやinvoxを使えば経理は不要になるのではと思うほどです。
invox(インボックス)を含めた受取請求書データ化サービスの比較
オペレーターあり | invox | Bill One | RICOH Cloud OCR for 請求書 |
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初期費用 | 0円 | 非公開 (スモールビジネスプラン無料) |
非公開 |
月額基本料金 | 980円〜29,800円 | 10万円〜 (スモールビジネスプラン無料) |
1.5円~10万円 |
データ化料金 | 50〜100円/件 | 非公開 (スモールビジネスプラン無料) |
100円~300円/件 |
データ化の時間 | 数分〜 | 数時間 | 非公開 |
無料トライアル | 可能 | 非公開 | 可能 |
オペレーター確認 | あり | あり | あり |
オペレーターなし | sweeep | スマートOCR 請求書 | バクラク請求書 |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円~ | 10万円〜 | 非公開 |
月額基本料金 | 3万円~10万円 | 3万円〜 | 3万円〜 |
データ化料金 | 100円〜300円/件 | 枚数によって変動 | 〜100円/件 |
データ化の時間 | 数秒 | 数分 | 数秒 |
無料トライアル | 可能 | 可能 | 可能 |
オペレーター確認 | なし | なし | なし |