請求書受領サービスの比較9選
請求書受領サービスを
比較するポイント
料金
基本料金と1枚あたりのデータ化料金で構成される場合が多く、サービスによって初期導入費用がかかります。
毎月届く請求書の枚数を把握して、総額で比較しましょう。
年間契約は、乗り換えられなくなるリスクがあるため、まずは月々の契約からはじめましょう。
データ化の正確性
AI OCRのみのデータ化か、AI-OCRとオペレーターの確認を組み合わせたデータ化かによって精度に差があります。
デモでは正確にデータ化されたが、実際の請求書をデータ化したら間違いだらけということを防ぐために導入前に正確性を試しましょう。
納品までのスピード
AI OCRのみのデータ化は即時で行われることが多いですが、オペレーター確認を行うサービスの場合、数時間〜数営業日かかる場合があります。締めの日数など社内ルールと突き合わせて適したサービスを選びましょう。
無料トライアルの有無
使いやすいかどうかは現場に浸透するために大変重要です。
目ぼしいサービスを絞り込んだら、実際に作業する経理担当者に協力してもらって実際の請求書と実際の業務フローで試し、必要な機能に不足がないか確認しましょう。
問い合わせ窓口・ヘルプ
使用しはじめると操作で分からない点や迷う点が生じます。
どのように問い合わせられるか、ヘルプページは充実しているかを確認しておき、実際に問い合わせて回答までのスピードや質を確認しておきましょう。
機能の範囲
サービスによって、データ化はされるが支払データや仕訳データは生成されないなど、機能の範囲が異なります。
料金やデータ化精度に目がいきがちですが、必要な機能が搭載されているかを◯×表だけでなく実際に使ってみて細部まで確認しましょう。
請求書受領サービス6社を徹底比較
オペレーターあり | invox受取請求書 | Bill One | RICOH Cloud OCR for 請求書 |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 非公開 (スモールビジネスプラン無料) |
非公開 |
月額基本料金 | 980円〜29,800円 | 10万円〜 (スモールビジネスプラン無料) |
1.5円~10万円 |
データ化料金 | 50〜100円/件 | 非公開 (スモールビジネスプラン無料) |
100円~300円/件 |
データ化の時間 | 数分〜 | 数時間 | 非公開 |
無料トライアル | 可能 | 非公開 | 可能 |
オペレーター | あり | あり | あり |
オペレーターなし | sweeep | スマートOCR 請求書 | バクラク請求書 |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円~ | 10万円〜 | 非公開 |
月額基本料金 | 3万円~10万円 | 3万円〜 | 3万円〜 |
データ化料金 | 100円〜300円/件 | 枚数によって変動 | 〜100円/件 |
データ化の時間 | 数秒 | 数分 | 数秒 |
無料トライアル | 可能 | 可能 | 可能 |
オペレーター | なし | なし | なし |
請求書受領サービス各社の特徴
invox受取請求書
invoxは、PDFで請求書を受け取る場合は自動取り込み、紙で受け取る場合はスキャンするだけ、取引先からどんな形式の請求書が届いても、99.9%正確に振込データや仕訳データを自動生成して、経理の支払・計上処理を自動化するクラウドサービスです。
Bill One(ビルワン)
Bill Oneは、クラウド名刺管理サービス「Sansan」や名刺管理アプリ「Eight」を手がけるSansan株式会社によるクラウド請求書受領サービス。
あらゆる請求書をオンラインで受け取れ、どんな請求書でも正確にデータ化します。
sweeep(スイープ)
受取請求書クラウド「sweeep」は、バックオフィス業務の自動化を得意とするオートメーションラボ株式会社のサービス。受取・仕訳・振込・保管まで請求書の処理を全て効率化します。
バクラク請求書
請求書の受取をはじめとする経理業務のDX化を支援するクラウド型サービス「バクラク請求書」は、AI OCRを駆使して経理業務の手入力ゼロとクラウド完結を推進します。
RICOH Cloud OCR for 請求書
大手複合機メーカーのリコーが手掛ける「RICOH Cloud OCR for 請求書」は、帳票解析と画像処理技術に長けたAIが請求書を自動抽出。
追加料金がかかるBPOサービスを利用すると、人の目による修正・確認が可能です。
スマートOCR 請求書
スマートOCR 請求書は、請求書・領収書・名刺など非定型帳票を自社開発した高精度データ抽出機能のAI OCRによってデータ化する「スマートOCRシリーズ」のラインナップのひとつです。
TOKIUMインボイス(旧インボイスポスト)
TOKIUMインボイスは、株式会社BEARTAILが手がける請求書の受領代行・データ化サービスです。かつてDr.経費精算インボイスプランというサービス名で提供され、2020年にインボイスポストに名称を変更、2022年にTOKIUMインボイスに名称を変更しました。
AIスキャンロボ
ネットスマイルの「AIスキャンロボ」は、請求書や発注書などの手作業の入力を自動化し、業務効率化に貢献するAI OCRです。月々3万円からトライアルできます。
コンカーインボイス
コンカーインボイスは、SAP Concurによるサービスです。請求書の受取から入力、承認、支払までをデジタル化し、請求書業務のペーパーレス化を実現します。