請求書の振込先や振込手数料の書き方
請求書で注意したいのが、振込先・振込手数料の記載です。請求金額や支払期限に加えて、振込先や手数料といった情報も支払う側にはとても重要です。
スムーズな支払いをしてもらうために、振込先・振込手数料の正しい書き方をおさえておきましょう。
振込先の書き方のポイント
振込先の情報は、支払いが滞りなく行われるために必要なものなので、間違いのないよう、正確なものを記載しましょう。
最も一般的な銀行振込による支払いであれば、金融機関名・支店名・口座種別・口座名義・口座番号を記載します。
金融機関や支店には、それぞれ金融機関コードや支店番号があるはずです。
合わせて書いておくと親切です。加えて、抜け落ちがちな口座種別も漏れなく記載します。
口座名義は漢字表記とともに、カタカナでふりがなをふりましょう。
また、口座番号も桁数が足りているかなど確認してください。
いくつかの振込先を羅列する場合も、書くポイントは同じです。
全て記入できたら、請求書を発行する前に、記載ミスがないか今一度確かめましょう。
振込手数料の書き方のポイント
振込手数料をどちらが支払うかは、請求書を発行する前に明確にしておかないとトラブルのもとです。
そうならないために、事前に契約書などで取り決めをしておくようにしましょう。
どちらが支払うかに法的な決まりはありませんが、一般的には、支払う側、請求書を受け取った側が振込手数料を負担します。
請求書には「振手数料は貴社にてご負担頂きますよう、お願いいたします」といった文言を添えるとよいでしょう。
面倒でも、請求書を発行するたびに明記しておけば安心です。
まとめ
うっかり振込先や振込手数料の記載が抜け落ちてしまうと、双方の業務がストップしてしまう可能性があります。
請求書をフォーマット化して、振込先や振込手数料の負担について記載漏れのないようにしておくのもよいでしょう。
明瞭な請求書は、スムーズな支払いに繋がります。
取引先の立場に立った丁寧な請求書の発行を心がけてください。